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ふるさと納税

2016年12月27日 (火)

今年のふるさと納税も12月27日で、打ち止めにした。ふるさと納税の本はたくさん書店に並んでおり、目を通したこともあるが、自称達人の推薦品も知っているものばかりで、参考にはならなかった。私が勧めるのは、まず2000円の負担ですむふるさと納税の額を調べて予算枠を決め、次いでふるさとチョイスのランキングに目を通して、ざっと傾向をつかみ、後は、興味を持った自治体の特産品を自分でしらべて選ぶというやり方である。各人の事情で、全部米でも、全部肉でも、全部果物でもいいと思う。もちろん色々なものを選んでもよい。米は1万円の寄付で20㎏もらえる自治体から、配達の便利さなども考慮して選べばよい。肉は牛、豚、鳥とも都城市がお勧めである。注意したいのは、切り落としは量が多くても、案外原価率が低いということである。果物で今年良かったのは、天童市のサンフジ小玉15キロ1万円で、大玉10キロよりもお勧めである。つまり果物は量が多いものが良い。さくらんぼ、桃、イチゴ、ブドウなどは傷みやすく日持ちしないことに注意が必要である。野菜では、室戸市と湯沢市が、5000円の寄付で10種類以上の野菜がもらえるのでお勧めである。

エクステンデッドエディション

2016年12月27日 (火)

ブルーレイソフトの売り方で、エクステンデッドエディションが最近の流行である。これは、劇場公開版よりも時間の長い編集版を付属させることである。このやり方だと、劇場で観た人は、同じ劇場版だけならソフトを購入しなくても、長尺版なら観たくなって購入してくれる。購入ソフトで初めて見る場合、劇場版と長尺版があれば、ほとんどの人がまず長尺版を見るだろう。「バットマン対スーパーマン」、「スーサイドスクワッド」、「ゴーストバスターズ」などは、いずれも長尺版をつけている。劇場では、回転率をよくするため、長時間映画は、映画会社が短く編集することが多いので、ソフトでしか見られない長尺版のほうが見ごたえのあることが多い。映画は今や家で見るものになったようだ。

リオ五輪を振り返る

2016年08月23日 (火)

リオ五輪が終わった。個人的に注目していた鈴木亜由子選手は、足の違和感から、1万m走は出場せず、5千m走は予選落ちだった。ただし1万m走は世界新記録が出るハイレベルなレースで、ベストの状態で出場しても、8位入賞は無理だっただろう。本人には、つらい経験だったと思うが、今後も頑張ってもらいたい。女子長距離は、新谷、絹川、小林といった将来を嘱望された選手が若くして引退しており、鈴木選手がそうならないことを祈る。
リオ五輪で特に活躍した選手は、体操の内村選手、水泳の萩野選手、女子レスリングの伊調選手、男子400mリレーメンバーだろう。中でも一人あげるなら個人総合2連覇の内村航平選手である。彼の後継者は当分は現れないだろう。五輪放送生中継で見た金メダルは、体操団体総合の鉄棒と、女子レスリングの川井選手と土性選手でいずれも朝食中に普段のニュースの代わりにNHKで見た。他は興味のあるものだけネットで見逃し配信を見たが、仕事に差し支えるので、深夜や早朝の生中継は見なかった。日本勢はかなり健闘したという印象である。

 頑張れ鈴木亜由子さん2

2016年07月06日 (水)

身長154cm、体重38kgと小柄で、中学時代がピークだった亜由子さんに伸びしろは少ないようにおもわれた。だが亜由子さんは、2015年世界陸上5000m走で15分8秒29で9位、2016年日本選手権10000m走で31分18秒73で1位と飛躍的に記録を伸ばし、リオ五輪の女子5000m走と10000m走の代表を勝ち取った。大学までは学業と両立だったが、社会人になって初めて競技に打ち込めたこと、学業にも打ち込むことで、無理な練習をせず、伸びしろをのこせたことがよかったのだろう。女子長距離は、以前は欧州勢が強かったが、最近はエチオピア次いでケニアが圧倒的に強い。この2国だけでも五輪には6人出てくるが、さらに欧州勢が多数出場する。タイム的には苦しいが、五輪はメダルをもらえる3位まではハイレベルだが、メダル圏外になるとがくっと記録が落ちる傾向があり、距離が長くなるほどその傾向は強い。ということは、10000m走で8位以内入賞の可能性は十分にある。亜由子さんは頭脳的なレース運びで入賞を狙うだろう。なお日本郵政の同僚関根花観さんも10000m走の代表である。関根さんも今年になって亜由子さんに迫る実力をつけており、ダブル入賞の可能性もある。女子10000m走は現地時間8月13日9.30から13.10の間に行われる。現地との時間差を12時間とすると、日本時間で8月12日(金)21.30から翌日1.10の間に行われるので、これならテレビで応援できる。結果は神のみぞ知るだが、ここまで頑張ってきた亜由子さんには心から敬意を表したい。

頑張れ鈴木亜由子さん1

2016年07月05日 (火)

リオ五輪まであと1か月である。最近はオリンピックも関心が薄く、テレビもあまり見なくなった。だが、今回は1人のアスリートに急に関心が出てきた。そのアスリートは、体操の内村選手でも、水泳の萩野選手でも無く、女子陸上の長距離ランナー鈴木亜由子さんである。亜由子さんは、中学2年で全国中学陸上競技大会の800m走と1500m走で優勝、中学3年でも1500m走で優勝したエリート中学生ランナーだった。エリートランナーはほとんどスポーツの名門高校に進むが、亜由子さんは、地元の愛知県立時習館高校に進学する。時習館高校の平成27年度の進学実績を見ると、東京大学に10人、京都大学に12人、名古屋大学に35人、浜松医科大学に5人が進学しており、名門進学校である。亜由子さん自身が学業優秀で、スポーツよりも学業を優先する家庭の方針だったのだろう。高校時代は怪我に苦しみ、疲労骨折を2回経験し、3年のインターハイで3000m走8位が目立った成績である。中学時代の無理がたたり、中学エリートランナーが高校で怪我をして消えてしまう例は多い。だが亜由子さんは何とか持ちこたえた。亜由子さんは「回りの人の支えのおかげです。」と謙虚に語っているようだが、一番は本人の精神力の強さだろう。3年まで競技を続けていたのにもかかわらず、亜由子さんは現役で旧帝大名古屋大学経済学部に進学する。ここでもスポーツより学業を優先した選択をしている。大学時代は、4年生時にユニバーシアードで10000m走金、5000m走銀をとるなど活躍した。ただし日本女子長距離は大学生よりも実業団のほうがレベルが高い。大学時代の亜由子さんの記録も実業団のトップクラスよりは低い。2014年名古屋大学経済学部を卒業し、スポーツでも活躍した亜由子さんは、競技は大学で終了しても、一流企業に就職できただろう。だが亜由子さんは陸上競技を実業団で継続する道を選んだ。選んだのは、名門実業団ではなく、新設の日本郵政陸上部の一期生である。亜由子さんはここで初めてスポーツを優先した選択をしたが、競技者としてやり残したことがあると感じ、自ら道を切り開こうとしたのだろう。

医院の待ち時間対策

2016年06月07日 (火)

医療機関に対する不満の第1位が待ち時間の長さである。完全予約制にすれば解決するわけではなく、診療時間の目安は予想通りにはならず、予約時間に合わせて来院したのに、何時間も待たされるということもある。また予約が埋まってるという理由で、急患を断られることになる。病気やケガはいつなるかなど予想できず、もし予想できるならあらかじめ対策がとれるので、医院に来る必要などないはずである。よって当院では、なるべく多くの患者様に対応できるように、厳密な予約制は設けていない。待ち時間はどうしても発生するので、なるべく待つのが苦になるのを、緩和するような対策をとっている。具体的には、待合室のテレビ中継、子供におもちゃ、絵本、図鑑、大人や学生には雑誌、コミック、水の提供などである。またショッピングセンター内の医院なので、待ち時間内に院外で買い物や食事をすることも可能である。患者側としては、本や勉強道具などを用意するのも待ち時間を有効に使うコツである。6月は学校検診の患者様が増える。学校検診は、用紙記入、親御さんへの説明などで時間を食いやすい。ただいくら忙しくても手抜きによるスピードアップはできないので、結果として、待ち時間が長くなりまことに申し訳ない次第である。

象のはな子

2016年05月31日 (火)

5月26日象のはな子が亡くなった。私は吉祥寺で生まれ育ち、今でも吉祥寺に住んでおり、はな子は私が生まれる前から井の頭自然文化園にいたので、ずっとお隣さんだったようなものだ。私は小学校2年ぐらいまでは、よく井の頭自然文化園に行っていたが、当時のはな子は元気で鼻で吸い込んだ水を浴びせられた記憶がある。象舎の隣には大きなふたこぶ駱駝がいた。当時は吉祥寺駅は木造で、中央線はまだ高架ではなく踏切があり、ラーメンが50円で食べられた。その後は自然文化園に足を運ぶのは、数年に一回になり、最後にはな子を観たのは、10年前ぐらいである。外見的には昔とあまり変わっていなかった。国内最高齢の象として、69歳で亡くなったが、住宅街に接した静かな環境で、狭いがのんびりと暮らしたことが長寿につながったのだろう。1947年タイで生まれたはな子は、1949年に戦後初の生きた象として来日した。その後は多くの子供たち(大人にも)夢を与えてきた。長生きして、多くの人に愛されたのだから、幸せな象だったと思う。

5月16日の地震

2016年05月31日 (火)

5月16日21時23分に関東地方で地震があり、川口も震度4を記録した。この地震で診察室の天井近くを走る水道管が切断され、診察室が水浸しになった。不幸中の幸いは、翌日が休診日だったことで、翌朝休日出勤して現場を確認し、施設のスタッフも迅速な対応をしてくれたおかげで、翌水曜日から平常通りの診療ができた。私は地震に縁があるようで、2011年3月11日の東日本大震災は、きよた眼科の内装工事中に起きた。2008年6月14日の岩手宮城内陸地震は、ちょうど新幹線で仙台の駅に着いた直後に起きた。長い人生は困難の連続だったので、災害が起きても、不思議なほど平然としている。地震国日本では、数年おきに大地震があるので、誰でもある程度の覚悟が必要だろう。最低限の対策として、ペットボトルの水やお茶を定期的に飲むことで、常に飲料水を備蓄しておくことを勧める。水分さえとれれば1週間はもつ。

スターウォーズフォースの覚醒

2016年05月03日 (火)

私はスターウォーズ第1作を1977年の夏に新宿プラザ劇場で観ている。その時はどのシーンも面白く2回連続でみてきた。当時は指定席以外は入れ替え制ではなく、第1回から最終回まで映画館にいることも可能だった。その後の全6作も全て観たことがある。ただし劇場で観たのは旧3部作の1,3と、新3部作の1のみである。今回はセルブルーレイで自宅鑑賞をした。レイはルーク、カイロレンはダースベイダーを模しており、ハンソロがベンケノービのような役割を演じる。BB8はR2D2の役割をする。C3POとR2D2は顔見世程度だが、チューバッカは活躍する。レイを演じるデイジーリドリーは、歯を食いしばって熱演するが演技力はまだまだ未熟である。ただし旧作のマークハミルも演技はうまくなかった。カイロレンはダースベイダーに比べて迫力がない。フィンやポーもハンソロのような魅力が無い。旧3部作の1,3と共通点が多く、新鮮味に欠ける。今年の末に「ローグワン」というスピンオフも公開されるので、今後に期待したい。

女子予備校生殺害事件

2016年03月16日 (水)

福岡県で予備校生北川ひかるさんが、国立大学入試の二日後に、同じ予備校の生徒に殺害されるという事件が起きた。犯人はあらかじめナイフ2本と斧を用意していて、顔を中心に100個所以上の傷を負わせたということである。このことから、犯人は北川さんに強い恨みを持って、計画的に犯行を実行したようである。犯人と北川さんは別々の高校で、予備校入学後、北川さんに交際を申し込んだが、勉強に専念したい断られたので恨んだと言っているらしい。予備校生という立場を考えると、勉強に専念したいと交際を断るのは、別に冷たいことでもなく、お互いにとっても良いことだろう。北川さんは事件後、阪大文系学部に合格していたことが分かった。写真でみても美人であることがわかる。美貌は大きな利点だが目をつけられやすいという危険もある。犯行が入試直後であることから、いよいよ北川さんが自分の手のとどかない所に行ってしまうと思いつめて、犯行におよんだのだろう。これは推測だが、犯人は入試の結果が自分の希望どおりにはいかず、劣等感を感じていたのではないか。もし犯人が東大や京大に合格していれば、そのことで優越感が持てるので犯行を思いとどまっただろう。私の経験では、世の中は世間で思われている以上に実力が物をいう。入試は一つの関門に過ぎない。人生で再挑戦の機会は、生きている限りは存在する。だから再挑戦の機会を自ら放棄するような行動は絶対に慎むべきである。最後に惜しくも亡くなった北川さんの冥福を祈り、深い心の傷を受けたご両親にひかるさんの分も頑張ってもらいたい。