リオ五輪が終わった。個人的に注目していた鈴木亜由子選手は、足の違和感から、1万m走は出場せず、5千m走は予選落ちだった。ただし1万m走は世界新記録が出るハイレベルなレースで、ベストの状態で出場しても、8位入賞は無理だっただろう。本人には、つらい経験だったと思うが、今後も頑張ってもらいたい。女子長距離は、新谷、絹川、小林といった将来を嘱望された選手が若くして引退しており、鈴木選手がそうならないことを祈る。
リオ五輪で特に活躍した選手は、体操の内村選手、水泳の萩野選手、女子レスリングの伊調選手、男子400mリレーメンバーだろう。中でも一人あげるなら個人総合2連覇の内村航平選手である。彼の後継者は当分は現れないだろう。五輪放送生中継で見た金メダルは、体操団体総合の鉄棒と、女子レスリングの川井選手と土性選手でいずれも朝食中に普段のニュースの代わりにNHKで見た。他は興味のあるものだけネットで見逃し配信を見たが、仕事に差し支えるので、深夜や早朝の生中継は見なかった。日本勢はかなり健闘したという印象である。