当院の待合室には40インチの液晶テレビが置いてある。待合室のどの椅子からも画面が見えるように据えてある。私は地方の非常勤で働く機会も多かったが、在来線の貧相な待合室と対照的に、新幹線の待合室はゆったりしていて液晶テレビが置いてあった。料金による待遇の差だろうが、テレビは乗り換え時間を待つ間良い息抜きとなった。そして患者さんのために、待合室には必ず液晶テレビを置こうと考えるようになった。コマーシャルが嫌いなのでNHKの地デジとBSしか映さないが、圧倒的にBSが多い。スポーツライブ中継、ドキュメンタリー、映画を中心に考えて、毎日NHKオンラインの番組表をチェックしている。子供さんには、縫いぐるみ、玩具、絵本を置いてある。雑誌は世代による偏りが無いように配慮が必要である。時計は時報で音楽を奏でるカラクリ時計だが、診察室にいても耳で時間がわかるという思わぬ効用があった。今後も、さらに居心地の良い待合室にしていきたい。
エディット・ピアフ
2011年06月10日 (金)
エディット・ピアフは1915年パリの貧民地区ベルヴィルに生まれた。幼いころから祖母の経営する売春宿に預けられる。3歳から7歳まで角膜炎で眼が見えなかったと言われているが4年間の失明は考えにくく、おそらくきわめて衛生状態の悪い環境から慢性的に細菌性角膜炎をおこしていたのだろう。その後大道芸人の父親に連れていかれ、小学校にも通っていない。16歳で結婚し女の子を産むが、子供は2歳で小児性髄膜炎で亡くなる。20歳でナイトクラブのオーナーに見出され、歌を歌うようになる。その後はジャン・コクトーら多くの有名人と知己になり、「ばら色の人生」などで大成功をおさめる。戦後は世界的な人気を得て、各国で公演旅行を行う。アメリカ公演では、大女優マレーネ・ディートリッヒと知友を結ぶ。妻帯者の世界ミドル級王者マルセル・セルダンと大恋愛し、彼のために「愛の賛歌」を書くが、1949年セルダンは飛行機事故で亡くなる。1951年自動車事故に遭い、その後痛み止めのモルヒネ中毒に苦しむ。深酒で体を壊し、1963年、47歳で癌で死去する。先日BSプレミアムで「エディット・ピアフ愛の賛歌」を見た。主演のマリオン・コティヤールが大熱演で、アカデミー主演女優賞を受賞している。晩年の演技は見事だが、若い無名時代は映画制作当時30歳を過ぎていたので苦しい感じがする。幼女役・少女役の子役も良く、少女時代に大道で「ラ・マルセイエーズ」を歌って歌手への一歩を踏み出すシーンは感動的だった。見て損は無い映画である。なおマリオン・コティヤールは「インセプション」でレオナルド・ディカプリオの夢の中に出てくる自殺した妻を演じている。
トミー・ジョン手術
2011年06月05日 (日)
ボストンレッドソックスの松坂がトミー・ジョン手術を受けることになった。この手術は、肘の内側側副靭帯の損傷を補強するため、主に長掌筋の腱を採取し、肘付近の骨に5箇所の穴を開け、腱を8の字に通して結ぶ。腱は靭帯より細いが、移植するとしだいに太くなり、運動に耐えられるようになる。投手では実戦復帰までに1年以上を要する。1974年にフランク・ジョーブによって考案され、日本のスポーツ整形外科でも行われている。トミー・ジョンは初めてこの手術を受けた投手の名前で、彼は、通算288勝のうち164勝を手術後に挙げている。当初の成功率は1%未満とされていたが、現在では90%と言われ、メジャーリーグ投手の9人に1人はこの手術を受けていると言われている。レッドソックスは松坂をポスティング入札金5111万ドル、6年契約総額5200万ドルで獲得しており、1年あたり1719万ドルになる。現実の成績は、最初の2年はまあまあ、次の2年は不振、さらに今後の2年は登板不能である。投げられなくても給料は契約上保証されている。ボストンにとっては、高い買い物だったと言うしかない。松坂の穴うめウェイクフィールドの年俸は200万ドルである。
続私の昼飯
2011年06月02日 (木)
昼飯について書き足しておく。フードコートでは、ラーメンもうどんも食べられるが、私はリンガーハットの長崎チャンポンが気に入っている。野菜を中心に蒲鉾、海鮮、豚肉などを炒めたものが、濃い味のスープとともにコシのある太い麺にたっぷりかかっていて、栄養のバランスが良い。麺も2倍まで増量無料で食べでがある。万豚記の餃子定食もよく食べる。焼き餃子10個に鳥のから揚げ3個と卵スープ、ご飯がついている。私は餃子が子供のころからの好物である。ナンは発酵していないパンで、家庭で焼くの困難だが、チャンドラーラでは、焼きたてのナンが食べられる。私は、ポークサグワラカレーに大きなプレーンナンとドリンクのセットが好みである。おもに亭のジャンボステーキは、鉄板の上でジュージューいってる大きな肉が食べられる。肉質は値段を考えれば、ぜいたくは言えない。
円錐角膜の漫画家
2011年05月31日 (火)
円錐角膜は、非炎症性に角膜中央部が薄くなり、前方へ円錐状に突出する原因不明の疾患である。漫画家原哲夫さんは片目が円錐角膜で、患った眼を閉じて漫画を描いている。原さんの代表作「北斗の拳」は25年前の作品だが、漫画を読まなくなっていた私も少年ジャンプの連載に引き付けられた思い出がある。印象深い登場人物にラオウとレイがいる。レイは南斗水鳥拳の達人で、妹アイリをさらった「胸に7つの傷のある男」に復讐を誓うが、同じ傷のあるケンシロウとは友情を結ぶ。ケンシロウを助けるためラオウと対決するが、敗れて余命いくばくもなくなる。最後の余命を使って、同僚マミヤを助けるため南斗聖拳のユダを倒して絶命する。ラオウは北斗4兄弟の長男で、北斗神拳の後継者にケンシロウが選ばれたことに反発し、自ら拳王を名乗り世界支配に乗り出す。ケンシロウを支持する北斗4兄弟の次男トキと対決するが、勝利をおさめても実の弟であるトキへの思いやりからとどめをさすことができない。非情の拳を完成させるためケンシロウの恋人ユリアを殺そうとするが、心の中ではユリアを愛しているため殺すことができない。自ら死を覚悟して、ケンシロウとの最後の対決に赴く。ラオウが登場するのは作品全体の三分の一程度、レイにいたっては九分の一程度だが、主人公ケンシロウ以上に印象深い。ラオウの死以後の作品は、焼き直しが多く精彩を欠く。この作品以後ユリア、アイリに当て字をつけた名前の女の子が急増したのも、親が愛読者だったからだろう。原さんと私は、中央線の吉祥寺に住む同郷である。原さん、これからも健康に注意して優れた作品をお願いします。
日米映画嗜好の違い
2011年05月29日 (日)
「ハングオーバー」という映画がある。男性4人組のドタバタコメディーで全米で大ヒットしたが、日本ではまったくうけなかった。今続編が全米大ヒットだが、おそらく日本ではだめだろう。逆に、宮崎アニメは日本では大ヒットするが、アメリカではほとんど受け入れられない。文化の土壌が違うのである。その点「トイストーリー3」や「ファインディングニモ」のようなピクサーアニメがすごいのは、日米ともに、大ヒットしていることである。これは、友情・勇気といった万国共通の感覚をテーマにしてるからだろう。「トランスフォーマー」という映画も日本ではさえない。善玉ロボット群オートボットが地球人に味方して、悪玉ロボット群ディセプティコンと戦うという内容である。私はこの映画が好きである。最大の見ものはSFXだが、地球人サムとオートボットのオプティマス、バンブルビーとの友情がいいのである。夏に「トランスフォーマーダークオブザムーン」が公開される。もっと日本で受けてよい映画である。
私の昼飯
2011年05月26日 (木)
きよた眼科開院以来、昼飯はすべてララガーデン川口の中ですませている。フードコートではリンガーハットの長崎チャンポン、万豚記の餃子定食、チャンドラーラのレギュラーセット、1階ではおもに亭のジャンボステーキ定食をよく食べる。きょうは豚屋のトンテキ定食が500円サービスだったので食べてみた。安くてボリュームのあることが、私の第一選択条件である。
キューポラのある街
2011年05月25日 (水)
川口市を舞台にした映画に、1962年作の「キューポラのある街」がある。キューポラとは鋳物工場の煙突のことで、当時18歳の吉永小百合が中学3年生のジュン役で主演している。ララガーデン川口の周りは、今でも工場が多く、川口のイメージそのままである。ちなみに、「キューポラのある街」は、6月12日午後10時からBSプレミアムで放送されるので、必見です。
初めに
2011年05月25日 (水)
本日から、ブログ開始します。4月1日開院から約2ヶ月経過しました。予想以上の患者さんに来ていただき、改めて地域医療に対する責任を痛感します。この度地元の済生会川口総合病院及び戸田中央総合病院の登録医とさせていただきました。さらに精進を重ねていきたいと思います。