「ハングオーバー」という映画がある。男性4人組のドタバタコメディーで全米で大ヒットしたが、日本ではまったくうけなかった。今続編が全米大ヒットだが、おそらく日本ではだめだろう。逆に、宮崎アニメは日本では大ヒットするが、アメリカではほとんど受け入れられない。文化の土壌が違うのである。その点「トイストーリー3」や「ファインディングニモ」のようなピクサーアニメがすごいのは、日米ともに、大ヒットしていることである。これは、友情・勇気といった万国共通の感覚をテーマにしてるからだろう。「トランスフォーマー」という映画も日本ではさえない。善玉ロボット群オートボットが地球人に味方して、悪玉ロボット群ディセプティコンと戦うという内容である。私はこの映画が好きである。最大の見ものはSFXだが、地球人サムとオートボットのオプティマス、バンブルビーとの友情がいいのである。夏に「トランスフォーマーダークオブザムーン」が公開される。もっと日本で受けてよい映画である。