1月7日発令予定の緊急事態宣言は、首都圏のみで、飲食店の営業時間を午後8時までにするという規制が新たに加わるのみのようである。緊急事態宣言は、人々に事の重大さをわからせるための威圧効果とが主な目的のようである。飲食店での感染の危険は客の多いランチタイムなども当然ありうる。外国のようにテイクアウトの営業のみとしないのは、飲食店の経営破綻を避けるための配慮と思われる。
この程度の規制強化では感染拡大を短期間で抑制できるとは思えないが、政府としては、緊急事態宣言宣言を出すことによって、市民がコロナウイルスに対する恐怖心を持って、自粛してくれることを期待しているのだろう。予想としては、ある程度の効果は期待できるが、感染終息には程遠く、緊急事態宣言終了後感染再拡大ということになりそうである。