マヤ文明の暦が、2012年12月21日から12月23日頃に区切りを迎えることから、人類滅亡を予言しているという説がある。ノストラダムスの1999年恐怖の大王襲来説と同様、何の科学的根拠もないこじつけである。結局何もおこらなっかた時は、実は2043年が正確な日だとすりかえたり、危機を伝えた事によって人類が対処したので危機を乗り越えられたと居直るのも、終末論主張者のお決まりのパターンである。終末論はひとつの商売であり、あまり先だと危機感がないので、10年以内の近未来におくのが定石で、実際の日までは終末論本の印税でもうけるのである。しかし日本の国家破綻は、現実味がある。国の借金がGNPの2倍なのに、財政予算が税収の2倍で、予算の半分は国債の金利返済に使われ、毎年税収に匹敵する額の借金が増えていく日本は、このままいけば財政破綻による日本沈没は時間の問題である。私の場合、年金はすずめの涙の国民年金のみで、まったくあてにならず、頼れるのは自分だけなので、自ら対策をたてるしかない。