春にも予想したが、大谷翔平はやはりドジャースに入るだろう。大谷の希望はプレーオフに出られるチームである。メジャーリーグは勝率下位球団からドラフト指名する(2022年から抽選も取り入れてる)
ので、弱い球団ほど有望新人を指名できる。このことで、数年前に100敗以上したレンジャーズとダイヤモンドバックスが、今年はワールドシリーズを争ったが、上位になればドラフト指名順位が下がるので、有望新人は得にくくなる。成長した若手もフリーエージェントで出ていくので、戦力は再び低下する。よって常勝球団は理論的には存在しない。だがロサンゼルスドジャースとタンパベイレイズは常勝球団である。この理由は2チームともドラフト指名順位は恵まれないが、選手の発掘と育成が上手い。さらにドジャースは伝統ある金持ち球団で豊富な資金がある。レイズはメジャーでも最低予算の貧乏球団だが、育った若手をフリーエージェントの1年以上前に放出して、複数の将来性ある若手と交換して育てるという手法で常勝を保ってる。今年のWBCのメキシコチームのアロザレーナ(岡本のホームラン打球をスーパーキャッチした)もこの手法で獲得して育てた選手である。よって高額年俸の大谷をとれるのは西海岸の常勝金持ち球団のドジャースである。メッツ、ジャイアンツ、ヤンキースなども候補だが、常勝球団ではない。メッツ、ヤンキースは金持ち球団だがぜいたく税の問題もあり、マスコミがうるさいニューヨークのチームであり、まず入団しないだろう。。ドジャースは投手不足で、大谷は2024年は登板できないが、これは2024年の年俸を打者の分だけにして(打者3000万ドル、投手2000万ドル)、余った予算で別の投手を獲得して調整するだろう。大谷の場合、スポンサー契約などの商品価値が高いので経済的効果も他選手とは段違いである。大谷はドジャースの顔となって骨を埋める覚悟だと思う。