動画配信サービスはさらに激戦の様相で、ネットフリックスは頭打ち、ディズニープラスも予想ほど伸びていない。日本ではアマゾンプライムのシェアが断トツだが、これは月額税込み500円という安さが原因だろう。4K配信で比較すると、ネットフリックス税込み月1980円、ディズニープラス税込み月990円、そしてUNEXT税込み月2189円である。UNEXTは割高に見えるが、それを補う特徴を持っている。
まずまずサービスポイントが月1200P付く。ほとんどの新作映画が399Pで見始めてから48時間レンタルできるので、月に3本見れる。7月だと「RRR」、「ダンジョンドラゴン」などの最新作が399Pで見られる。アマゾンプライムもレンタルはあるが、有料である。ネットフリックス、ディズニープラスは原則見放題のみである。さらに格闘技配信が充実している。UFC,ベラトールといった海外1流団体の試合が毎週無料でライブ中継される。さらに国内団体もK1,パンクラスなどが無料ライブ配信される。他社ではアマゾンが年2回ぐらいボクシングを無料配信したことがあるが、ネットフリックス、ディズニープラスは格闘技配信はしていない。そして150冊以上の雑誌が無料で見られる。アマゾンプライムは雑誌の無料配信があるが、貧弱である。ネットフリックス、ディズニープラスは雑誌の無料配信は無い。さらに、海外ドラマでHBO、HBOMAX、パラマウントのドラマはUNEXTしか見られない。「ラストオブアス」、「ハウスオブドラゴン」、「1883」、「ピースメーカー」などはUNEXTでしか見られない。海外ドラマの充実度ではネットフリックスと双璧である。ディズニープラスはディズニースタジオ、20世紀スタジオの劇場公開映画が3か月後に無料配信されるのが大きな利点である。値段と内容のバランスは1番である。予算があり、格闘技が好きなら、UNEXTはお勧めである。アマゾンプライムはとにかく安さである。ネットフリックスは目玉商品を見てしまうと割高感がある。