9月8日深夜から翌日明け方にかけて関東地方を襲った台風15号は、千葉県に大きな爪痕を残した。強風による電柱や樹木の倒壊が、広範囲の停電、断水を引き起こし、南房総ではまだ多くの世帯が復旧途上にある。千葉大学医学部は母校であり、東京で生まれ育ち、千葉で学び、埼玉で働いてる私には、他人事ではない。私個人の台風対策は、台風明けの交通機関の乱れを予想して、徒歩のみで職場に行けるように、西川口のホテルを9月7日に予約しておいた。悪い予想は的中し、9月9日の交通機関は大混乱であった。今後も台風や大雪の時は、交通機関はまともに動かないとみなして、泊り込むのが最善だろう。年に5回以内だろうし、期待値を考えると、ホテル代を払うより、午前中診療できないほうが、経済的損失は遥かに大きい。