登戸で51歳の男性が、刃物で小学生を襲い、女生徒1人と保護者の男性1人が刺殺されるという事件が起きた。犯人の男性は自殺したが、中学卒業後は引きこもり生活をしていたらしい。さらに、練馬で元農林水産事務次官の76歳の父親が、44歳の息子を刺殺したが、息子は引きこもり生活をしていたようだ。両事件とも、現在推定で60万人以上いるといわれる中高年の引きこもりが絡んだ事件で、世間で大きな注目が起きている。元々、学生時代に不登校だった人が、進学も就職もせず、家で時を過ごすうちに、そのまま引きこもりになるという形が、一つのパターンとして考えられ、この場合は、長年社会との接触が無いので、年を取るほど社会復帰は困難になる。解決策としては、職業プログラムを無料で受けられるようにする。ここでプログラムを最後まで終了したら、10万円が支給されるようにする。引きこもりは、社会に復帰する最初の1歩が踏み出せないので、お金はかなり効果があるとみる。その後は、本人の努力次第である。