今年の7月から、ふるさと納税を始めた。ふるさと納税とは、地方自治体に寄付をすると、収入により決まる限度額までは、寄付金の総額から2000円を引いた金額が税金から控除されるという制度である。総務省のHPによれば、夫婦と高校生以上の子が一人いる世帯では、年間所得500万円で、寄付金年30000円まで、所得1000万円で寄付金90000円までは、寄付金から2000円を引いた金額が控除される。この制度を使う利点は、寄付金を納めた地方自治体から寄付金額に応じた特産品がもらえることにある。寄付金に対してもらえる特産品の還元率が高い自治体ほど寄付が集まりやすいことになる。3万円の寄付金で米が60キロもらえる自治体が4つある。長野県阿南町、岡山県吉備中央町、福島県湯川町、滋賀県甲良町である。「ふるさとチョイス」、「わが街ふるさと納税」は、特産品を調べるのに便利である。福島県大玉村は、2000円の寄付で2000円相当の特産品が年1回に限りもらえる。節税にはならないが、食生活の充実には役立つ。