大谷翔平は10年7億ドルただし6億8千万ドルは10年後から10年分割払いという契約でロサンゼルスドジャース入団が決定した。予想では10年5億ドルだったが、トロントブルージェイスが7億ドル相当の条件を出し、バレロ代理人ブルージェイスに決めかけたが、ドジャースも7億ドルまで条件を上げたので、元々ドジャースを希望していた大谷が入団を決断したようだ。大谷はアナハイムエンゼルスでは1度も経験出来なかったポストシーズンでプレーオフを勝ち抜いてワールドシリーズで勝つことが目標なのでドジャース選択は正解である。ブルージェイスはアメリカンリーグ東地区に所属しているが、この地区は全米最激戦地区と言われている。古豪ニューヨークヤンキース、ボストンレッドソックス、新鋭タンパベイレイズが3強で、ボルチモアオリオールズとブルージェイスが2弱という図式だった。ところが下位の2チームがドラフトで有望新人を指名できて戦力を充実させ、今年は地区優勝がオリオールズ、さらにレイズ、ブルージェイスが地区優勝以外の勝率1位と3位でプレーオフに進出した。レイズは低予算で常に勝つチーム、オリオールズは捕手リッチマン、遊撃手ホリディーは超有望選手で、ほかにも有望な若手を多く抱え、しばらくは上位にとどまりそうである。ヤンキース、レッドソックスは元々実力があり、予算も豊富である。となるとブルージェイスは、かなり苦戦しそうである。エンゼルス以上にポストシーズンに出るのは困難である。ドジャースはナショナルリーグ西地区で、他にアリゾナダイヤモンドバックス、サンフランシスコジャイアンツ、サンディエゴパドレス、コロラドロッキーズが所属し、今年はドジャースが勝率1位だったが、プレーオフでダイヤモンドバックスに敗れた。ただしペナントではドジャース100勝、ダイヤモンドバックス84勝である。パドレスは戦力は充実してるが勝てず、ジャイアンツもそこそこで、ロッキーズは弱い。よってドジャースはよほどのことがない限り、ポストシーズン進出は確実である。2024年10月は大谷のポストシーズン初出場が見られるだろう。