昨シーズンバレンタイン監督の下で記録的大敗を喫したボストンが見事に復活優勝した。シーズン前の専門家の予想ではアリーグ東地区最下位だった。優勝の要因は、まず昨年の大型トレードで長期契約の高級取りクロフォード、ゴンザレス、ベケットを放出したこと、次いでオフの補強は中堅選手の短期契約にとどめたことである。これにより、チーム内に競争の雰囲気が生まれ、ずば抜けた活躍の選手はいないがが、日替わりヒーローが生まれて、選手層が厚くなった。これにより、故障者が出ても、代わりが活躍し、チーム力が落ちることがなかった。予想外にに活躍したのは、投手では、上原、ラッキー、打者ではナバ、カープである。