なでしこジャパンは、18日午前3時45分からアメリカと女子サッカーワールドカップの優勝をかけて対戦することになった。過去の対戦成績では日本の0勝22敗3分けだが、準決勝を見た限りでは今回は五分と五分と見ている。アメリカでは、女子サッカーが盛んで、良家の子女の嗜みとして女子の3人に1人がやっているという。この人気を生みだしたのが、ミア・ハムである。オリンピック女子サッカーでアトランタ金、シドニー銀、アテネ金を獲得したハムは、美貌と実力を兼ね備えたスターとしてコマーシャル出演で経済的成功をおさめる。また当時アレックス・ロドリゲス、デレク・ジーターと並ぶ3大遊撃手だったノマー・ガルシアパーラと2003年に結婚するというシンデレラストーリーを歩む。ガルシアパーラは故障がちで引退したが、ロドリゲス、ジーターは健在である。日本の女子サッカー代表選手は平均年収150万円といわれているが、今回の快挙で大幅改善するのではないか。