最近テレビの見方が大幅に変わった。原因は外付けハードディスク録画ができるテレビを購入したことによる。2テラバイトのハードディスクは、デジタルハイヴィジョン画質で約200時間の録画ができるので、録画でネックになるディスク交換の面倒から開放された。また録画内容の確認も簡単にできるのは、実に重宝する。今までは、朝も夜も、食事中に放映している番組を中途半端に見るだけだった。朝は時計代わりの視聴だが、夜はあらかじめ録画しておいた見たい番組を見ることができるようになった。大容量なので、見たいと感じた番組は手当たりしだいに録画し、その中から観る気になった番組だけを見るような使い方が可能になった。またブルーレイと同等の画質の良さに慣れると、DVDですら画質が不満に感じるようになった。録画するのはBSのドキュメンタリーと映画がほとんどである。受動的にテレビ放送の時間に自分を合わせるのではなく、能動的に自分の時間に合わせて、テレビ放送を見るのである。