ワーキングプアとは、フルタイムで働いても年収200万円以下の労働者を指す言葉で、現代の日本では労働人口の25%を占めており、年々増加の傾向にある。日本では社会保障は世帯別で、夫が正社員で妻が専業主婦のサラリーマン世帯と、夫婦で働いてる自営業の世帯を対象としている。ところが、企業の海外移転から国内製造業が衰退して、サービス業などの低賃金非正規雇用が増加し、規制緩和から自営業が衰退して、モデル世帯と現状は大きく変わっている。供給過剰により、弁護士と歯科医師もワーキングプアが出てきてる。だが年収10億円以上の大金持ちは、税制緩和から増加している。幸福感は他人との比較が最も影響があり、貧富の差が激しい社会になるほど、不満感は大きくなり社会は不安定になる。。昔は良かったなどと言うのも、皆が平均的に貧しかったので格差を感じなかったことに依ると思われる。富の再分配が必要である。大金持ちからワーキングプアへの富の再分配としては、相続税を重くすることが一法である。配偶者は5,000万円まで、未成年の子供は3000万円まで、それ以外の相続者は1500万円まで相続でき、それ以上は税金として徴収し、その税金をワーキングプアの時給に加算したらどうだろうか。